介護のきっかけ

介護職に何故興味を持ったのかと言うと、きっかけは、私の祖母がきっかけでした。

 

一緒に生活していた祖母がある時身体を壊して入退院の繰り返しになり、認知症が発症してしまったのです。

 

私に何か出来ることはないのか?と考えその当時は、資格すら持っておらず、すべき事が分からないままになって祖母が他界してしまったのをきっかけに介護の世界へ行こうと思ったのです。

 

 

私は、元々、人と話すことが好きで、それを活かす事は出来ないかと考えてた末に、介護職を選びました。

 

介護職と言うと、一般では大変なイメージがあるかと思いますが、今、働いてる施設では、認知症のデイサービスでの仕事をしています。

 

一緒に料理を作ったり、壁紙制作をしたり、散歩へも出かけたり、ドライブをして、今の景色を一緒になって観たり、感じたりしてます。時間がゆっくりと流れてます。

 

認知症の方との対応は、焦らせない、目と目を合わせてゆっくりと会話をする、否定をしないで受容するが基本となってきます。

 

そうなる事で、認知症になる前の穏やかな性格が現れて、本来の自分をみせてくれるのです。

 

 

認知症の方でも疾患によって種類があります。

 

何かしら自分の中で言いたい事、伝えたい事があってもうまく相手に伝えられない時などは、ついつい暴言、叩くと言う行為も希にあります。

が、それは、病気が引き起こしてるものなのです。それを、理解して受け止めてあげる、それが介護の現場なのです。

 

認知症であっても、人生の経験の先輩でもあります。

 

今も尚介護の現場で働いています。今までに、何百人もの利用者さん達と関わり、日々沢山の事を勉強させてもらってます。

 

介護職は、人間対人間です。心でこの先もずっとできる限り認知症の方に寄り添って行きたいと思います。