認知症利用者との関わり

今まで沢山の利用者との時間を一緒に過ごしてきました。認知症の方でも人格をしっかり保ってる方も大勢います。

認知症が重症の方は、自分が何故ここにいるのか?何をここでするのか?と言う事すら分からない利用者もいます。

 

 

自分が自分じゃないと訴える利用者

 

初期の段階の認知症の傾向は、今まで出来た事が出来なく戸惑いを感じ喪失感を感じて、混乱してしまう事があります。

そのような利用者は、常に目が泳いでいて、落ち着かない状態です。

 

その時は、一緒に近くに居て安心させてあげるのが先決です。

 

そして、今、利用者が何に困っているのか?を読み取り一緒に行動を共にしてあげるのです。

そうすることによって少しづつ心が解け始めるのです。

 

もし、家族の方がそのような状態の方がいましたら、焦らずに話を聞いてあげる事です。

ゆっくりと相手の話をしっかり聞き、欲しいことや、不安に思っている事を聞き出してあげて少しでも楽にさせてあげるのも方法です。

 

が、かと言って家族の方も時間がある日やない日があります。

その時は、介護保険を利用し、施設を頻繁に利用できるようにするのもいいです。

 

専門知識を持っている職員がいるので安心して預けて少しでもお互いの為になるように過ごせればいいですね。